ドッジボール<特別編> [DVD]

ドッジボール<特別編> [DVD]

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おひとよしすぎるピーターの経営するジムは、赤字になって最新設備を擁するホワイトのジムに買収されることに。ジムがなくなったら居場所を失うピーターと常連客はそこで一念発起。皆でチームを作ってドッジボール世界大会での優勝を目指すことに!
いわゆる『がんばれ!ベアーズ』に代表されるダメチーム頑張れ話なのだが、負け犬だらけのジム常連客などキャラクターがどいつもこいつも強烈。さらにその上を行く悪役・ホワイトを演じるベン・スティラーに至っては、豚骨を1ケ月間煮出したような濃さ。横っとびで地面と水平になりながらボールを取る様など一挙一動が笑いに繋がっていてスゴイ。しかも1度に6個のボールを使う、新感覚のドッジボールのスピーディさとスリリングさもしっかり見せてくれる演出も見事。観て損なしの1本だ。(横森文)

悪役のベン・スティラーってイマイチかも。ヤな奴が似合わないね。
このテのダメチーム奮闘モノはいかにダメでマヌケで個性的なキャラクターを揃えるかが大事なのにさ、薄味なキャぞろい・・・
オタク風なキャラは二人もいらないし。自分を海賊と思い込んでる変人キャラもハズしてる。
使い勝手が悪くなったのか後半では、いなかったことにされてるし。
まあまあ★★☆
スゲー面白いらしいって聞いてたので期待しすぎた。


ふたりにクギづけ〈特別編〉 [DVD]

ふたりにクギづけ〈特別編〉 [DVD]

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本作『ふたりにクギづけ』は、天下のお笑い監督・ファレリー兄弟が心温まるムードで贈る一作。あなたの家のお婆ちゃんも安心して楽しめる、穏やかで善意に満ちたコメディだ。『メリーに首ったけ』の“精液ヘア・ジェル”とはずいぶん違うノリだが、ファレリー兄弟は主人公のボブとウォルト(マット・デイモングレッグ・キニア)に心からの愛情を注いでいる。2人は結合双生児で、マーサズ・ヴィンヤード島にあるハンバーガー・レストランのオーナー兼コック(即席料理専門)だ。アマチュア俳優のウォルトは、ハリウッドに行ってプロになろうと決意。そして、運良く人気テレビ番組で大女優シェールと共演することになる(シェールが自分自身の役で登場するが、ハリウッドをチクリと皮肉った作品だけに勇気ある行動と言うべきか)。となれば、ボブはウォルトと行動を共にするしかない。分離手術は危険すぎるからだ。というわけで、本作のじんわりとした笑いは、大部分がこの兄弟の親密な関係から生まれている。とりわけ、ボブがメル友(ウェン・ヤン・シー)に恋心を抱くあたりがそうだ。もちろん、彼女はボブが結合双生児であることをまだ知らない。
ファレリー兄弟は、またしても、差別的と取られかねない題材を進歩的に扱うことに高い手腕を発揮。いくつかの脇役は、肉体的障害を持つ俳優が演じている。いつもながら、ファレリー兄弟のコメディ観には感心させられることしきりだ。一方、もっと伝統的な見どころも用意されている。たとえば、芸能界に憧れる天然ボケ娘役のエヴァ・メンデス(および、そのナイスな胸の谷間)、ウォルトをこき使うマネージャー役のセイモア・カッセル、そしてカメオながら見せ場を奪うメリル・ストリープ(そう、あのメリル・ストリープ!)らの出演だ。『ふたりにクギづけ』はたわいないコメディだが、古き良き時代を思わせる兄弟愛が気持ちよく、悪口を言う気になれない作品なのだ。(Jeff Shannon, Amazon.com

鬼畜ギャグ兄弟監督が放つヒキツリ系ハートウォーミングムービー。
今回の主人公は"シャム双生児"。体の一部分がくっついたまま生まれてきた兄弟ね。
馬鹿にして笑う奴を逆に笑い飛ばすっていうテクニックは、さすが。逆差別ってやつね。
★★★★
兄弟監督の兄か弟だか忘れたけど、実際に妻か彼女だかを交通事故で失い。それがキワドイギャグの原点らしいってのをどこかで聞いた。それを聞いてますます好きになった。