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Speakerboxxx: Love Below

Speakerboxxx: Love Below

超ヒットシングル「HEY YA!」を聴くとスポーツジムを思い出す。
退会して、はや三ヶ月。心なしか筋肉が落ちてきたような・・・

アメリカ人女性に「理想の男性のタイプは?」というアンケートを採ったところ、
一位は「ターザン」だった。ようは、マッチョが良いという事ですね。
学園物コメディ映画でもモテるのは常にアメフト部。チームの名前入りのスタジャン着て、廊下を我が物顔でのし歩き、目障りなオタク共を、突き飛ばす!それでもって彼女はチアリーダー部のブロンド娘。週末のデートは眺めの良い丘に車を停めてペッティング。勉強なんかしなくたってスポーツ推薦で大学は入れるし。パパは金持ちだから多少のトラブルならもみ消せちゃう。って感じ?

学園物の映画では常に悪役として描かれる事が多いJOCKS(体育会系)。
結末は、大体いつも悪さが過ぎて彼女にフラれ。事もあろうかイジメてたオタクに彼女をとられてしまう。
前からの疑問だったのだが、これ観て、本国の体育会系の連中は何を思うんだろ?
やっぱりイジメる側の立場で鑑賞するのかな?それとも最初からそんな映画、観ない???
一方、イジメられる側の代表格は「SFマニア」。そういえば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主人公のお父さんも「SF愛好家」でしたね。
後は、「ゲーム小僧」、「コミック野郎」もイジメの対象に。
「メタルミュージック」好きもイジメの対象になると知ったのは映画ではなくCBSニュースのドキュメンタリーでした。WHITE ZOMBIEのベースボールキャップを被り、ボロボロでバンドロゴワッペンだらけのジージャン着たハードコアバンドのメンバーっていうか主に路上で寝泊りされている方達みたいな風貌、とても高校生には見えないヒゲぼーぼーの学生が、ドキュメンタリー撮影中にも関わらず体育会の学生にイジメられていた。「着ている服装、聴いている音楽が違うからイジメられる。」と彼は語っていた。個人の自由が声高に叫ばれている割には、自由の国アメリカって意外と保守的なんだなと感じた。そのドキュメンタリーを撮影した数日後に、そのメタル君は学校を自主退学してしまった。なんだか悲しい気持ちになった。彼の目には切実な悲しみが宿っていたから。