ワルボロ

ワルボロ

みんなワルくてボロかった。
でもそれがオレたちの"永遠"だった。殴り殴られ泣き笑う、土石流青春小説。

ゴリゴリのヤンキー小説。
こんなバイオレンスな毎日は勘弁です。
登場人物の一人が"一匹狼"ってのを14狼だと思い込んでたってのが笑えた。そのシーンがシリアスだっただけに余計にさ。

ちなみ自分はヤンキー漫画とか大嫌いでした。
ルックスがさ・・・アレだけは未だに理解できません。
中学生の時、後ろの席に座ってたヤンキーが本当にヘッタクソなバイクの絵を描いてて、それが出来上がるたびに嬉しそうに見せてくるのが鬱陶しかったけど、思い出すとなんだか心温まる。その後、彼は薬物の乱用のしすぎで正真正銘のイカレポンチになってしまいました。真夏に路上でバッタリ会った時なんか汗だくになりながらダウンジャケットを着込んでて・・・
そんな彼がかけてきた言葉が「ペニーワイズをよろしくな!」・・・