最近

バイト先の歓迎会があった。自分は、この「歓迎会」という言葉の響きが大げさに聞こえてしまい、あまり好きじゃない。
それでも会自体は楽しめた様な気がする。
初顔合わせ同士の人もいたりして、なかなか話が盛り上がらない。
こんな時、自分はいつも責任を感じてしまい、何かしなければという強い脅迫観念に襲われ、しなくてもいい話をして自爆してしまう。
これで自分はバイト先に、「やたらと恋愛について語るエロバカと」いう印象を植えつけてしまったに違いない。
なんかさーかったるい煮え切らない空気が苦手なんだよね。
「人間、堕ちれば堕ちるほど美しくなる」てな感じで玉砕。
「なんかやってくれるだろ?」て期待に昔から応えてきたけど、けっこう損な役回りかも。
トラブルは、つき物だしさ。
一番オイシイのは間近でうまい事笑ってる奴ね。
自分がロケット花火だとしたらオイシイのは火をつける奴みたいなさ。
あと言いたいのは、「いくら思っていても伝わらなければ存在しないのと同じ」てこと。
もっと自己表現しないと伝わらないよ。「自分は、こんな魅力的な人間なんですよ。誰か気がついて下さい。話しかけてきて下さい。」て感じの待ちの姿勢の人が多いなあ。自分の中にもある「待ちの姿勢」が嫌いだ、誰かが何とかしてくれるっていう臆病な人任せの期待。
話が逸れた。
で歓迎会の後は友人ウンコの110ccの一見、原付に見えるオフロード風バイクに二人で跨り、神奈川県の黄金町に向かう。神奈川県警はどうやら本気のようだね、町は完全に閉鎖されてしまったようだ。このまま帰るのもアレだしって事で、そのまま鎌倉に向かう。
もう完全に夜中だったし、小さなバイクに窮屈そうに二人乗りしてるのがよっぽど怪しく見えたのか、気がついたら警官10人ほどに前後を封鎖された。
警官「どこから来たの?」
自分「東京の港区から」
警官「このバイクで?(顔には明らかに馬鹿にした笑みが)
警官「どこいくの?」
自分「海まで」
警官「海なら東京湾があるだろ(これまたニヤケ気味)」
警官「成人してんの?」
自分「はい26歳です。」

警察は友人ウンコが40キロ厳守の道で速度オーバーしてたという名目で難癖をつけてきたんだけど、ようは、とっても不審に見えたからっぽい。この友人ウンコは、しょっちゅう警察に尋問を受ける常連。ラグビーや格闘技をやっていたためゴツイ体、むさくるしいヒゲ。
知らない人が見たらコワイかもしれない目つき。警察的にはアウトなルックスなのかも。
それにしても挑発的な尋問で不愉快だった。場を和ませるためにワザとやってるのだとしたら悪趣味だ。

海はいつ来てもいいねえ。
友人ウンコの帰りの運転がやたら慎重だったのには笑えた。
赤信号になりそうだと無理をせず、逆に危ないくらいピタッと停止線で止まるしさ。
自分の「感心ですな」のカラカイにもめげず、東京に帰るまでにある、沢山の赤信号の度に「ピタっ停止」を繰り返していました。