マッシュ・アップ

Collision Course (W/Dvd) (Dig)

これを初めて聴いた時、何の衝撃も受けなかった。二組のアーティストの組み合わせにしても充分可能な範囲だし。その前にJAY-Zの意図が分からない。ラッパーを引退したかと思えば、R.Kellyとのプロジェクト。それが頓挫した途端に、このアルバムの発表。

両アーティストの合意の下で作られただけあり完成度は高いが、意外性、不安定さがない。
マッシュ・アップの本来の魅力はアンダーグラウンドＤＪのセンス＆スキル頼りの
「混ぜるな危険」的なところではないだろうか？ドラクエ８で言うところの「錬金」みたいなさ。
マッシュ・アップという行為自体が違法である為、作品の発表の場は必然的にネットとなる。
組み合わせ的には「ありえない」度の高い方が燃える。

有名どころでは

JAY-Zの「The Black AlbumとThe Beatlesの「The White Album」を無許可で混ぜてできた「The Grey Alubum」大問題になり今は公式にはダウンロードできない。作ったのはDJ DANGER MOUTHという人物http://djdangermouse.com/

BEASTIE BOYS と The beatlesの間にできたのが名づけて、その名もThe Beastles
かなりの好配合例。　http://halley.lunarpages.com/~djbc002/beastles/ここからダウンロードできる。

　 

クリスティーナ・アギレラの「Genie In A Bottle」とストロークス（THE STROKES）の「Hard To Explain」のマッシュ・アップ。A Stroke Of GeniusかGenie-us）というタイトルで出回ってる。意外な組み合わせで面白いのだが、ストロークスの原曲に思い入れがある自分としては、クリスティーナ・アギレラの歌声に、どうしても違和感を覚えてしまう。でも、聴きこんでくうちに自然と耳に馴染んでくるから不思議。これぞDJのスキルってやつかな？マッシュ・アップを気持ちよく楽しむには両曲に対して同じくらいの愛情があると良いかも。自分の場合クリスティーナ　＜　ストロークスって感じだからさ。

デスティニーズ・チャイルドの「Bootylicious」とNIRVANAの「Smells Like Teen Spirit」をマッシュ・アップした「Smell Like Booty」　　
有名すぎる例のギターリフにゴージャスな３人娘の歌声が乗っかって・・・
ヤク中ルンペンとセレブのお見合いって感じかな。この二組も自分の中での愛情関係図では圧倒的に　＜　なのだが、嫌悪感はない。むしろ好き。

    

    
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EMINEMの「MY NAME IS」と大御所メタルバンドAC/DCの名曲「BACK IN BLACK」のマッシュ・アップ「MY NAME IS BACK IN BLACK」。　
やっぱり有名なギターリフは存在感があるなあ。リフ一つででエミネムのRAPを食っちゃってる。
両アーティストに対して＝な愛情があるだけに、大雑把な混ぜ合わせなのが残念。
もう少し高い完成度を望む。AEROSMITHとRUN-DMCの「WALK THIS WAY」に匹敵する名曲になる可能性を感じる。


EMINEMの「Way I Am」とGreen Dayの「Time of Your Life」の混合曲「The Way I Am (time of your life)」　
かなり完成度が高い！！！エミネムの歌詞の内容とグリーン・デイのメロディは完全に逆方向むいちゃってるけど。この二人目つき悪いとこ似てるな
まだまだ探せばネット上にゴロゴロしてるマッシュ・アップ曲。
METALLICA&The Beatlesの Beatallicaはイマイチだった。
参考までにhttp://www.beatallica.org/index2.html

50 Cent&Justin TimberlakeとかKORN＆ブリトニー。
隣同士に並んだ名前を見るだけでもヒヤヒヤしますね。