all time best

  • S.F.W.

S.F.W.(字幕) [VHS]残念ながらDVDは発売されていない。
スパブとウエンディはコンビニ強盗に巻き込まれ、籠城する犯人らに36日間拘束される。その間彼らの姿は犯人の撮影したビデオによってマスコミへ流され、全米にその映像が配信された。事件から生還したとき、二人は英雄になっていた。

自分が今まで映画の登場人物になりたいと真剣に願ったのは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマーティーマクフライと、この映画の主人公、クリフ・スパブ。

ダビングしたビデオを今まで何回繰り返し観たかは数え切れない。
スティーブン・ドーフ演じる主人公にメチャクチャ憧れた。
反抗的で無気力なジェネレーションX世代*1ロールモデルといったところか。
       
映画全編に漂うグランジな雰囲気にウットリ。劇中に流れるRadioheadの"Creep"が更に気分を盛り上げる。この映画を観たのは8年前、当時高校生だった自分にとって最初の反抗のシンボルになった。当時のアメリカのミュージックシーンもオルタナティブ(終わりかけ)で、時代の空気感にピッタリだった。
スッカリこの映画にヤラれた自分は、黒Tシャツの上に水色のアロハシャツを羽織り、古着のジーンズといった主人公の衣装をモロパクリなファッションしてた。
(中学生の時は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマイケル・J・フォックスを意識してGジャンの上にダウンベスト着てNIKEのレザーコルテッツ履いたりしてたな。)
共演者はブレイクする前のリース・ウィザースプーン(この頃はカワイイと思ってた)、ジェイク・ビジー(一度観たら忘れられない顔)
数年後に気がついたのだが、今ではクモ男として大活躍中のトビー・マグワイアが、
役名もないボンクララリパッパ役で、ひっそり登場。
         
         右がラリッパ・トビー。とてもハマリ役だった。クセのある登場人物が多い
         中で、短いシーンにもかかわらず、ひときわ強烈な存在感を放っていた。
        

         これほど映画にのめりこむ事は、この先ないだろう。悲しいけど
         ★★★★☆

サントラは豪華メンバーが集結
S・F・W

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