オーケンののほほん日記ソリッド (新潮文庫)

オーケンののほほん日記ソリッド (新潮文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
病を患い死線をさまよったオーケンだったが、何とか復活、再びのほほんとした日々を夢見て歩を進める。「地上最弱の空手家」として道場に通い、プラモを作り、プレステと格闘し、女のコに気を使い、映画を観ては号泣し、ライブの楽屋で読書に耽り、そしてホテホテと夕暮れの青森をさすらい…。激レア、高校&浪人時代の秘蔵日記も特別収録。ご存知、超サブカル・エッセイ日記の第二弾。

所属レコード会社から「タイアップを前提にした万人に受ける甘いラブソングを作ってくれ!」と依頼され、わざと「GO GO 蟲娘」という曲を作ったというエピソードは笑った。それを受けたディレクターの「殺虫剤のタイアップとれないかな!?」には執念を感じる。



ボロボロになった人へ

ボロボロになった人へ

内容(「MARC」データベースより)
これほど誠実でありながら、刺激的かつ魅力的で、笑え、感動できていいのだろうか!? リリー・フランキー初の小説集。標題作を含む全6編を収録。

大麻農家の花嫁
死刑
ねぎぼうす
おさびし島
Little baby nothing
ボロボロになった人へ

とても面白かった。特に好きなのは近未来の死刑制度がテーマの「死刑」。
トピックも良かったし、何より登場する処刑法が強烈!!!
「小学生100人による集団撲殺」、「醤油50リットル一気飲み、クレヨン24色一気食い、アルミホイル蒸しのプロバンス風死刑」